SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:セントラルラボ

麻疹ウイルス(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    麻疹ウイルス(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)
    5F431-1430-023-111
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    3~5

    79
    ※6
    HI(赤血球凝集抑制反応)

    HI(Hemagglutination inhibition)
    赤血球凝集抑制反応
    ウイルスのもつ赤血球凝集能が,ウイルスに対する抗体により抑制されることを利用した方法。抗原抗体複合体と赤血球を反応させ,凝集抑制の有無によりウイルスに対する抗体の存在を判定する。

    8未満(倍)

備考


下記参照(*HI)
*HI(赤血球凝集抑制反応):出発希釈 8倍( 髄液の測定も可能です 検体量 0.4mL(冷蔵) 基準値 1倍未満 出発希釈 1倍)

診療報酬

D012(11ソ)
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(麻疹ウイルス)
免疫学的検査判断料144点

  • ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)下記を参照ください。

容器

補足情報

臨床意義

麻疹ウイルスはヒトの麻疹(はしか:measles)の原因ウイルスである。麻疹ウイルスは患者の咳の飛沫,鼻汁などを介して健康人の気道や鼻粘膜に感染する。ウイルスの潜伏期は約10日である。麻疹に罹患すると微熱,咳,鼻炎,結膜炎,高熱の順で臨床症状が現れる(前駆期)。この期間が数日続いたのち発疹が生じる(発疹期)。発疹期は約5日間続き,回復へと向う(回復期)。特に前駆期の終わりに口腔粘膜にみられるコプリック斑は麻疹に特徴的である。
臨床上麻疹に類似する猩紅熱,風疹,突発性発疹などとの区別が困難な場合,また気管支炎,肺炎,中耳炎などの合併症,さらに麻疹ウイルスによる持続感染症としての麻疹後脳炎,亜急性硬化性全脳炎(SSPE)などが疑われる場合には血清診断が必要である。
血清学的診断として麻疹の急性期と回復期の血清について種々の方法により麻疹抗体価を測定し,両者の間で有意の値の上昇がみられれば,麻疹罹患を確診する。また,中枢神経系疾患の場合,EIA法IgG捕捉法による髄液中の局所抗体の証明が,また感染初期の血中抗体検査はEIA法IgMが有用であり,ワクチン接種後の抗体チェックには6-8週後にEIA法IgGが用いられる。抗原の検出にはウイルス分離とPCR法を用いた遺伝子解析なども有用である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

亜急性硬化性全脳炎(SSPE), 合併症として気道感染症, 中耳炎, 脳炎, 脳脊髄炎, 麻疹

参考文献

測定法文献
国立予防衛生研究所学友会:ウイルス実験学 総論 2版 (丸善) 214~225 1973
臨床意義文献
植田 浩司 他:臨床とウイルス 23-増-57~66 1995

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床