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HIV-1/2特異抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HIV-1/2特異抗体
    5F560-1430-023-190
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (7日)
    3~5

    660
    ※6
    イムノクロマト法

    検体中の抗原または抗体と、金コロイド粒子などで標識させた標識抗体または標識抗原が、メンブレンフィルター上を免疫複合体を形成しながら移動し、メンブレンフィルター上にあらかじめ固定化された抗体または抗原で免疫複合体が補足され、呈色し、目視などで結果判定する検出法。

    陰性

備考

&1
他項目との重複依頼は避けてください。確認検査(イムノクロマト法)をご依頼の際には、改めて採血しご提出ください。

診療報酬

D012(63)
HIV-1特異抗体・HIV-2特異抗体
免疫学的検査判断料144点

  • 「HIV-1特異抗体・HIV-2特異抗体」は、スクリーニング検査としての「HIV-1,2抗体定性」若しくは「HIV-1,2抗体半定量」、「HIV-1,2抗原・抗体同時測定定性」、「HIV-1抗体」、「HIV-1,2抗体定量」又は「HIV-1,2抗原・抗体同時測定定量」によって陽性が確認された症例について、確定診断を目的として、全血、血清又は血漿を検体とし、イムノクロマト法により測定した場合に算定する。なお、本検査を実施した場合、「HIV-1抗体(ウエスタンブロット法)」及び「HIV-2抗体(ウエスタンブロット法)」は、別に算定できない。

容器

補足情報

臨床意義

HIVはAIDS(後天性免疫不全症候群)発症の原因ウイルスで、持続感染の末に宿主の免疫システムを破壊し免疫不全を引き起こすことが知られています。その結果、発熱、疲労感、体重減少及びリンパ節腫脹等の全身症状に始まり、機能不全を主とした細胞性免疫不全を基調とし、原虫、真菌、ウイルス、細菌などによる日和見感染あるいはカポジ肉腫のような悪性腫瘍を合併します。
本項目は日本エイズ学会・日本臨床検査医学会の標準推奨法(参考文献参照)で、HIV-1/2スクリーニング検査で陽性または判定保留となった場合に実施する抗体確認検査法です。
従来のウエスタンブロット(WB)法による抗体確認検査法では低い感度や交差反応による判定困難な事例が知られ、本項目で検出感度の改善およびHIV-1とHIV-2同時測定が可能となり、HIV抗体確認検査として有用です。

参考文献

測定法文献
Kondo M, et al:PLOS ONE 13(10) e0198924:1~10, 2018.
臨床意義文献
日本エイズ学会・日本臨床検査医学会:診療における HIV-1/2感染症の診断ガイドライン2020版
Moon H-W, et al:PLOS ONE 10(9) e0139169:1~7, 2015.

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