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現在のラボ:札幌ミライラボ

アミラーゼ(AMY)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 緊急
    アミラーゼ(AMY)
    3B160-0000-023-271
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    1~3

    11
    ※4
    JSCC標準化対応法
    37~125(U/L)
その他の受託可能材料

診療報酬

D007(01)
アミラーゼ
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

  • 「トリプシノーゲン2(尿)」と、「アミラーゼ」、「リパーゼ」、「アミラーゼアイソザイム」、「トリプシン」又は「エラスターゼ1」を併せて実施した場合には、いずれか主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

アミラーゼは,そのほとんどは膵と唾液腺由来のものである。
血清および尿中アミラーゼの測定は血中への酵素逸脱の程度を表すので,主として膵疾患の診断に重要である。よって膵炎,膵管内圧上昇などが起こると逸脱が増加する。この変化は,膵内外分泌機能や膵管などの変化よりも早期に起こり,病勢をよく反映するので,膵疾患のスクリーニング,早期診断,経過観察に役立つ。しかし,アミラーゼは膵ばかりでなく唾液腺でも多く産生されるので,鑑別にはアミラーゼアイソザイムの分別定量が必要である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

肝硬変, 唾液腺摘出, 糖尿病(重症), 膵摘出

上昇する疾患

アミラーゼ産生腫瘍, マクロアミラーゼ血症, 肝疾患, 高唾液型アミラーゼ血症, 腎不全, 唾液腺疾患, 胆道十二指腸疾患, 膵疾患

参考文献

測定法文献
日本臨床化学会:臨床化学 34(4):350~361, 1989.
臨床意義文献
早川 哲夫 他:日本臨床 53-増-311~313 1995

関連項目

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