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現在のラボ:札幌ミライラボ

フォン・ウィルブランド因子活性 (リストセチンコファクター)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • フォン・ウィルブランド因子活性 (リストセチンコファクター)
    2B480-0000-022-316
    速やかに遠心
    血漿
    0.5
    PC2

    A00
    凍結
    (20日)
    2~5
    126
    ※3
    固定血小板凝集法
    60~170(%)

備考

&1
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)

診療報酬

D006(14)
von Willebrand因子(VWF)活性
血液学的検査判断料125点 □

容器

補足情報



臨床意義

フォン・ヴィルブランド因子(von Willebrand factor:vWF)は血管内皮細胞および骨髄巨核球で産生され,血漿,血管内皮下組織および血小板に存在する高分子糖蛋白である。遺伝子は12番染色体短腕(12pter-12p12)上に位置しその機能は,損傷血管内皮下組織への血小板の粘着において,両者を結合させ,一次止血機構に重要な働きをする。また,このvWFの量的・質的異常がフォン・ヴィルブランド病(von Willebrand disease:vWD)である。vWDは,先天性の常染色体遺伝性の出血性疾患で血友病Aについで多い。vWDはFⅧ,vWF Ag,Rcof,マルチマー分析により種々の病型に分類されている。また,従来より血友病Aの保因者診断にはFⅧ/vWF Ag比が利用されている。

異常値を示す病態・疾患

低下する疾患

von Willebrand病(典型例)

参考文献

測定法文献
Macfarlane DE et al:Thrombos Diathes Haemorth 34-306~308 1975.
臨床意義文献
高橋 幸博:日本臨牀 53-増-100~104 1995.

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