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現在のラボ:札幌ミライラボ

HIV-1RNA定量

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HIV-1RNA定量
    5F500-1453-022-875
    血漿
    1.8
    PSF
    凍結
    (22日)
    3~6

    520
    ※7
    RT-PCR (リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    検出せず(コピー/mL)

備考

&1
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
指定の採取量を下図の容器に採取後,4 ~ 5回静かに転倒混和し,室温にて遠心分離しそのまま凍結してご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

診療報酬

D023(18)
HIV-1核酸定量〔PCR法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法〕
微生物学的検査判断料150点

  • ア 「HIV-1核酸定量」は、PCR法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により、HIV感染者の経過観察に用いた場合又は「HIV-1,2抗体定性」、「HIV-1,2抗体半定量」、「HIV-1,2抗原・抗体同時測定定性」、「HIV-1抗体」、「HIV-1,2抗原・抗体同時測定定量」、又は「HIV-1,2抗体定量」が陽性の場合の確認診断に用いた場合にのみ算定する。
    イ 「HIV-1核酸定量」と「HIV-1抗体(ウエスタンブロット法)」を併せて実施した場合は、それぞれを算定することができる。

容器

補足情報

臨床意義

HIVの感染は,主として感染者との性的接触,HIVを含む血液との接触または母子感染によって引き起こされる。HIV感染者の血液中にはHIV RNAが存在し,HIVウイルス量を反映することから,感染の有無や病態の進行,治療開始時期や治療の効果判定に重要です。HIV感染の確認検査は従来,ウエスタンブロット法が主流であったが現在では,検出感度の問題から早期感染を見つけるために核酸増幅法が主流となっている。また,HIV感染者の予後を推測する目的で,HIV-1RNA量の測定は重要なパラメータであり,発症予知や療法のモニターにも有用である。HIV-1RNA量は検出限界以下であっても,完全に消失してはいないため,モニタリングには高い感度が求められる。本検査は,リアルタイムPCR法により高感度かつ広い測定レンジでHIV-1RNAを定量的に測定することが可能である。

参考文献

測定法文献
目崎 和久,他: 医学と薬学73(6):705~709,2016 .
臨床意義文献
文献なし:

関連項目

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