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項目コード:327
検査項目
JLAC10
D007(01)
アミラーゼ
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
アミラーゼは,そのほとんどは膵と唾液腺由来のものである。
血清および尿中アミラーゼの測定は血中への酵素逸脱の程度を表すので,主として膵疾患の診断に重要である。よって膵炎,膵管内圧上昇などが起こると逸脱が増加する。この変化は,膵内外分泌機能や膵管などの変化よりも早期に起こり,病勢をよく反映するので,膵疾患のスクリーニング,早期診断,経過観察に役立つ。しかし,アミラーゼは膵ばかりでなく唾液腺でも多く産生されるので,鑑別にはアミラーゼアイソザイムの分別定量が必要である。
肝硬変, 唾液腺摘出, 糖尿病(重症), 膵摘出
アミラーゼ産生腫瘍, マクロアミラーゼ血症, 肝疾患, 高唾液型アミラーゼ血症, 腎不全, 唾液腺疾患, 胆道十二指腸疾患, 膵疾患
測定法文献
高笠 信之:The Chemical Times 201(3):9 ~ 11, 2006.
臨床意義文献
早川 哲夫 他:日本臨床 53-増-311~313 1995