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CK-MB (CPK-MB)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • CK-MB (CPK-MB)
    血清
    0.5
    S09

    A00
    凍結
    2~4
    90
    ※4
    CLIA

    CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
    化学発光免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。

    5.0以下(ng/mL)

備考

&1

診療報酬

D007(22)
CK-MB(蛋白量測定)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

クレアチンキナーゼ(CK)は,骨格筋,心筋の可溶性分画を中心に存在する酵素で,細胞の損傷によって血液中に遊出する酵素である。CKは2量体の酵素でM型(筋型)とB型(脳型)の二つのサブユニットからなり,主に骨格筋由来のCK-MM型,脳,平滑筋由来のCK-BB型,心筋由来のCK-MB型の3種のアイソザイムのほかにミトコンドリア・アイソザイムや免疫グロブリンとの結合型CK(マクロCK)がある。意義としては,各アイソザイムの由来から,骨格筋,心筋,脳,平滑筋などに障害をきたしている場合などの診断や,経過観察に有用である。※アイソザイムパターンは432ページ参照。

異常値を示す病態・疾患

高値疾患

急性心筋梗塞, 甲状腺機能低下症, 進行性筋ジストロフィー症, 多発性筋炎

参考文献

測定法文献
Plran U et al:Clinical Chemistry 33(9)1517~1520, 1987
臨床意義文献
藤井 克彦 他:医学と薬学 21-3-481~486 1989

関連項目

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