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○ビタミンB1
項目コード:3725 3
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ビタミンB1
3G025-0000-019-205 -
血液(EDTA-2K加)
0.5 - PKF
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(6ヵ月)
- 3~5
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239
※4
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LC/MS/MS
LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。 - 24~66(ng/mL)
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ビタミンB1
備考
&1
下図の容器に採血し,よく混和させ,凍結保存してください。
診療報酬
D007(56)
ビタミンB1
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
容器
PKF 旧容器記号 g1
EDTAー2K入り (真空採血量2mL)
内容:EDTAー2K 3.6mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
臨床意義
ビタミンB1(VB1)には,VB1-2-リン酸エステル(TPP),VB1-1-リン酸エステル(TMP),VB1-3-リン酸エステル(TTP),と遊離VB1(T)が存在し,付リン化されたVB1をエステル型VB1とよばれエステル型VB1を加水分解し総VB1として定量する。意義としてVB1欠乏症,および潜在性のVB1欠乏状態の指標などに有用な検査である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
Korsakoff 症候群, Wernicke 脳症, 脚気, 糖尿病性多発神経炎
参考文献
測定法文献
宮川秀則 他:生物試料分析 36(4):327-330,2013.
臨床意義文献
橋詰 直孝 他:臨床病理 29-6-547~553 1981