現在のラボ:横浜ラボ
○プロパフェノン
項目コード:3822 5
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位) - 採血時刻
-
-
-
プロパフェノン
3L897-0000-023-205 -
血清
0.3 -
S7P
↓
A00 -
- 3~5
-
-
LC/MS/MS
LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。 - (ng/mL)
-
プロパフェノン
備考
&1
プロノン
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
診療報酬
B001(02),B001(02ホ)
特定薬剤治療管理料,不整脈用剤(不整脈の患者)
- 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。
容器
S7P 旧容器記号 C4 X2 X1
分離剤なし (真空採血量7mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
プロパフェノン (以下PF と略)及び5 -ハイドロキシプロパフェノン(以下5OHP と略、薬理活性を有する)は以下の理由により血中濃度モニタリングを行う。1)代謝能に個人差があり、PF 、5OHP の血中濃度及び割合が代謝能や投与量により変化する。2)肝機能障害により血中濃度が変動する。副作用…肝機能低下、神経症状、嘔吐、食欲不振、 異味等
参考文献
臨床意義文献
Hii JTY et al:Clinical Pharmacokinetics 21-1-1~10 1991