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アミオダロン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • アミオダロン
    3L800-0000-022-205
    血漿
    0.3
    PH5

    A00
    冷蔵
    3~5

    特
    LC/MS/MS

    LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
    液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
    液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。

    (ng/mL)
    次回投与直前(Trough濃度)

備考

&1
アミオダロン有効血中濃度:500~1000ng/mL(200mg/日投与、定常状態、トラフ値)Desethylamiodarone/Amiodarone=0.8(定常状態)。

アンカロン

採血容器についての注意事項  
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項  
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。


下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。

診療報酬

B001(02),B001(02ホ)
特定薬剤治療管理料,不整脈用剤(不整脈の患者)

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

副作用発現頻度が高い(承認時:60.6%)ことから,感受性の個体差に留意して有効最低維持量での投与が望ましいため,症例ごとのモニタリングが必要とされる.また,コンプライアンスの判断の推定に血中濃度測定は有用である.特に,高齢者では,呼吸機能,肝・腎機能が低下していることが多く,体重も少ない傾向にあるなど副作用が発現しやすい.

参考文献

臨床意義文献
笠貫 宏:Cardiologist 3-9-566~571 1998

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