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○アデノウイルス抗原(2020年6月17日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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アデノウイルス抗原(2020年6月17日ご依頼分をもって受託中止)
5F150-1410-064-023 -
咽頭ぬぐい液
- V80
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- 2~8
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189
※6
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ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 陰性
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その他の受託可能材料
備考
&エ
専用容器(アデノクローン用)以外での受託はできません。
診療報酬
D012(35)
アデノウイルス抗原定性(糞便を除く。)
免疫学的検査判断料144点
容器
V80 旧容器記号 W7
アデノウイルス抗原〔ELISA〕
内容:リン酸バッファー
貯蔵方法:冷蔵
有効期間:製造から1年
補足情報
臨床意義
アデノウイルス性結膜炎は最も多い眼疾患の一つである急性結膜炎の中で,特にその強い流行性から予防対策が期待されている.我が国では1971年から厚生省が感染症サーベイランス事業を開始したが,眼感染症としては流行性角結膜炎(EKC)や咽頭結膜熱(PCF)などアデノウイルスによる結膜炎が含まれている.
アデノウイルスによる結膜炎は流行性が強いことから学校内,院内感染等が重大な問題となっている. また,結膜炎は Self-limited で失明に至らないが,罹患による労働力の低下から社会経済上の損失, 流行による学校生活や職場など集団生活への影響などの点で社会問題の原因ともなっている.本法は培養法よりも迅速に検査が可能であり,緊急性を要する場合に有用である.
参考文献
測定法文献
青木 功喜 他:臨床眼科 43-6-1035~1039 1989
臨床意義文献
岡本 茂樹 他:日本眼科紀要 40-8-1707~1711 1989