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項目コード:
検査項目
JLAC10
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
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他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。血漿は冷蔵保存してください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
D023(08)
EBウイルス核酸定量〔リアルタイムPCR法〕
微生物学的検査判断料150点
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
Epstein-Barr (EB) ウイルスは、成人の90%以上が感染しているウイルスであり、生涯にわたり潜伏感染を続けることが知られています。既感染者はEBウイルス関連抗体が陽性になることや、白血球細胞への潜伏感染から健常人の検体でDNA検査が陽性になることがあるため、抗体検査やDNA定性検査だけでは不十分であり、EBウイルス感染症の診断にはリアルタイムPCR法の定量検査による、EBウイルス感染症のモニタリングと迅速な診断が望まれています。
本項目は、1st WHO International Standardで標準化された体外診断用医薬品を用いて、血液および血漿中のEBウイルスDNAをリアルタイム法でDNA定量し報告いたします。
測定法文献
Kimura H,et al:J Clin Microbiol 37(1):132~136,1999.
臨床意義文献
日本造血細胞移植学会:造血細胞移植ガイドライン EBウイルス関連リンパ増殖症 2018年2月
日本小児感染症学会:慢性活動性EBウイルス感染症とその類縁疾患の診療ガイドライン 2016.