現在のラボ:横浜ラボ

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項目コード:
検査項目
JLAC10
がん組織から抽出したゲノムDNAにて、BRAF V600E変異、EGFR L858R変異およびEGFR エクソン19 欠失変異、ALK融合遺伝子、ROS1融合遺伝子を解析し、非小細胞肺癌患者に対して別表の医薬品の適応を判断することを目的としております。
受託可能日は月~金曜日です。材料は腫瘍部位が含有されていることを確認の上、ご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。本検査をご依頼の際には、必ず核酸抽出項目も併せてご依頼ください。
●組織以外の材料について
採取した胸水、肺胞洗浄液、気管支擦過洗浄液を指定容器(ARR)に入れ、室温にて遠心分離(760G (2000-3000rpm) ×10分間)し、上清をできるだけ取り除いた沈渣を、必ず凍結しご提出ください。
●留意事項
検体採取後、直ちに処理してください。また、ご提出された検体の細胞数が少ない場合には、検査不能となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
D004-2(01 ロア)+D004-2(注1ロ)
肺癌におけるBRAF遺伝子検査+3項目
遺伝子関連・染色体検査判断料100点 ◎
滅菌ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
BRAF V600E変異 | ダブラフェニブメシル酸塩及びトラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物の併用投与 |
---|---|
EGFR L858R変異および EGFRエクソン19欠失変異 |
ゲフィチニブ、エルロチニブ塩酸塩、アファチニブマレイン酸塩、オシメルチニブメシル酸塩 |
ALK融合遺伝子 | クリゾチニブ、アレクチニブ塩酸塩 |
ROS1融合遺伝子 | クリゾチニブ、エヌトレクチニブ |
「オンコマイン Dx Target Test マルチCDx システム」はコンパニオン診断システムとして、BRAF 遺伝子変異(V600E)、EGFR L858R 変異およびEGFR エクソン19 欠失変異、ALK 融合遺伝子、ROS1 融合遺伝子の検出が可能であり、8種類の分子標的薬における治療適応の判定を補助することができます。
ただし、測定対象の全46 遺伝子についての解析結果をお返しする本項目は、研究目的の受託に限ります。
非小細胞肺癌
測定法文献
Meenakshi M, et al: PLoS One12(8): e0181968, 2017.