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○抗ストレプトリジン-O 抗体(ASO)
項目コード:308102
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗ストレプトリジン-O 抗体(ASO)
5E035-0000-023-062 -
血清
0.6 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
15
※6
- ラテックス凝集免疫法
- 239以下(IU/mL)
-
抗ストレプトリジン-O 抗体(ASO)
備考
&1
診療報酬
D012(01)
抗ストレプトリジンO(ASO)定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
抗ストレプトリジン-O抗体(ASO)は、β溶血性連鎖球菌(溶連菌)のうち、A群,C群,G群が産生する代表的な菌体外産生物質である溶血毒素(streptlysin-o)に対する抗体で,溶連菌感染症で上昇する。
このうちA群溶連菌(化膿性連鎖球菌streptcoccus pyogenes)は、代表的な原因菌で年齢、感染経路によって急性咽頭炎、扁桃炎などの上気道感染、猩紅熱、とびひなどの皮膚化膿性疾患、丹毒、骨髄炎、敗血症など多彩な病態を引き起す。
強い抗原性のため中和抗体であるASOが作られやすいことから、ASO抗体価を測定することにより、一連の溶連菌感染症の診断に有用である。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
アナフィラクトイド紫斑病, 急性リウマチ熱, 急性咽頭炎, 急性糸球体腎炎, 扁桃炎, 猩紅熱
参考文献
測定法文献
伊藤 忠一:臨床検査 39(6):685~688 1995
臨床意義文献
加野 象次郎:日本臨床 63(増7):127~132 2005