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抗ストレプトリジン-O 抗体(ASO)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗ストレプトリジン-O 抗体(ASO)
    5E035-0000-023-062
    血清
    0.6
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5
    15
    ※6
    ラテックス凝集免疫法
    239以下(IU/mL)

備考

&1

診療報酬

D012(01)
抗ストレプトリジンO(ASO)定量
免疫学的検査判断料144点

容器

臨床意義

抗ストレプトリジン-O抗体(ASO)は、β溶血性連鎖球菌(溶連菌)のうち、A群,C群,G群が産生する代表的な菌体外産生物質である溶血毒素(streptlysin-o)に対する抗体で,溶連菌感染症で上昇する。
このうちA群溶連菌(化膿性連鎖球菌streptcoccus pyogenes)は、代表的な原因菌で年齢、感染経路によって急性咽頭炎、扁桃炎などの上気道感染、猩紅熱、とびひなどの皮膚化膿性疾患、丹毒、骨髄炎、敗血症など多彩な病態を引き起す。
強い抗原性のため中和抗体であるASOが作られやすいことから、ASO抗体価を測定することにより、一連の溶連菌感染症の診断に有用である。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

アナフィラクトイド紫斑病, 急性リウマチ熱, 急性咽頭炎, 急性糸球体腎炎, 扁桃炎, 猩紅熱

参考文献

測定法文献
伊藤 忠一:臨床検査 39(6):685~688 1995
臨床意義文献
加野 象次郎:日本臨床 63(増7):127~132 2005

関連項目

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