現在のラボ:愛知ラボ

項目コード:343602
検査項目
JLAC10
&1
D014(38)
甲状腺刺激抗体(TSAb)
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
甲状腺機能亢進症におけるバセドウ病はTSH受容体抗体(TRAb)によって発症する。
TSH受容体抗体には刺激型と阻害型の2種類があり、このうち刺激型はTSH受容体に対してアゴニストとして作用し、甲状腺細胞膜中のadenylate cyclase活性を刺激し、甲状腺内のサイクリックAMP(cAMP)産生を増加させるバセドウ病の原因物質と考えられる。
甲状腺機能亢進症を示すバセドウ病の診断、破壊性甲状腺機能亢進症(無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎)との鑑別診断に有用である。
バセドウ病
測定法文献
上條 桂一 他:医学と薬学 71(5):903~911,2014.
臨床意義文献
上條 桂一 他:医学と薬学 71(5):903-911,2014.