SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:愛知ラボ

テイコプラニン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • 緊急
    テイコプラニン
    3M532-0000-023-062
    血清
    0.3
    S7P

    A00
    冷蔵
    2~5

    特
    ラテックス凝集比濁法

    LA(Latex agglutination immunoassay)
    ラテックス凝集比濁法
    抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。

    Trough 15~30(μg/mL)
    投与前30分以内(Trough濃度)

備考

&1
タゴシッド

採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

●検査について
医薬品添付文書には、「テイコプラニンのトラフレベルの血中濃度は、敗血症などの重症感染症においては確実な臨床効果を得るために10μg/mL以上を保つこと。ただし、トラフレベルの血中濃度が60μg/mL以上になった場合には腎障害、聴覚障害等の副作用の発現に注意すること。また、トラフレベルの血中濃度が20μg/mL以上で一過性に肝機能検査値が軽度上昇したとの報告がある。(医薬品添付文書・2003年1月改訂第8版より)」の内容が記載されております。

診療報酬

B001(02),B001(02カ)
特定薬剤治療管理料,グリコペプチド系抗生物質

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

テイコプラニン(商品名:タゴシッド)はバンコマイシンと同様のメチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)等に対するグリコペプチド系抗生物質である。細菌の細胞壁 ペプチドグリカン前駆体のC末端部分のD-Ala-D-Ala部位に結合し、細菌細胞壁合成を阻害することにより、MRSA抗菌作用を示すものと考えられている.
1) 治療濃度範囲は、trough時の血中濃度が関係する
2) 腎機能障害患者では血中半減期が延長する
3) テイコプラニンは、血液透析によって除去されない場合が多いので血中濃度に注意する必要がある。
4) 重大な副作用としてショック、第8脳神経障害などがある。

参考文献

測定法文献
諸岡 美里,他:日本臨床検査自動化学会会誌 38(1):79 ~ 82, 2013.

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床