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ロタウイルス抗原(2021年11月1日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    ロタウイルス抗原(2021年11月1日ご依頼分をもって受託中止)
    5F610-1410-015-190
    糞便
    1g
    F00
    冷蔵
    2~4

    65
    ※6
    イムノクロマト法
    (-)

備考


糞便の中央部より1g(拇指頭大)を指定の容器に入れ,必ず凍結保存してください。

診療報酬

D012(08)
ロタウイルス抗原定性(糞便)
免疫学的検査判断料144点

  • 「アデノウイルス抗原定性(糞便)」と「ロタウイルス抗原定性(糞便)又は定量(糞便)」を同時に行った場合は,主たる検査のみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ロタウイルスは主に乳幼児の急性胃腸炎をおこす重要な病因ウイルスである。ロタウイルスの初感染は、母親からの移行抗体のなくなる生後6カ月から2歳半ぐらいに好発し、その後も感染を繰り返すが重症になることがほとんどなく、2歳半以後に急速に抗体保有率は上昇し、成人の保有率と等しくなってくる。流行時期は、我が国では11~3月までの冬期であるが、夏期にもまれに発生することがある。臨床的には下痢、悪心、腹痛、嘔吐、発熱などで2日~1週間以内に回復する。
ロタウイルス感染を証明する方法は、患者の糞便中の抗原の検出と血清抗体の上昇の有無を調べることが一般的である。糞便中から直接ロタウイルス抗原を検出する方法として、EIA法、抗体検査としてCF法がある。抗原を直接検出する本法は、迅速性に優れ、流行をいち早く知る上でも有用であると考えられる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

ウイルス下痢症, 急性胃腸炎

参考文献

測定法文献
篠崎 立彦 他:小児科臨床 41-2-397~400 1988
臨床意義文献
今野 多助:臨床と微生物 13-4-463~470 1986

関連項目

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