現在のラボ:愛知ラボ
○デングウイルスNS1抗原
項目コード:605302
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
デングウイルスNS1抗原
5F390-1410-023-023 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
- 2~9
-
233
※6
-
ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 陰性
-
デングウイルスNS1抗原
備考
&1
依頼件数によって,所要日数が変動いたします。
診療報酬
D012(53)
デングウイルス抗原定性
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
デング熱は蚊によって媒介されるデングウイルスの感染によって発症する急性熱性感染症である。デングウイルスの非構造蛋白であるNS1は感染細胞で合成され、細胞外に分泌される性質があり、特にヒトの細胞では盛んに放出されるため、血液中のNS1蛋白の検出はデングウイルス感染の証明となる。また、NS1抗原はウイルス遺伝子よりも長く検出できることから本抗原を標的にした検査法はウイルス遺伝子が消失したあとも検出が可能であり、デングウイルス感染の診断補助に有用である。
異常値を示す病態・疾患
急性熱性感染症
デング熱
参考文献
臨床意義文献
Pok et al.:VECTOR-BORNE AND ZOONOTIC DISEASES 10(10):1009~1016,2010.