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○抗Jo-1抗体〔CLEIA〕
項目コード:606202
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗Jo-1抗体〔CLEIA〕
5G120-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
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140
※6
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CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 10.0未満(U/mL)
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抗Jo-1抗体〔CLEIA〕
備考
&1
不活化(非働化)検体ではデータ影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
診療報酬
D014(12)
抗Jo-1抗体定量
免疫学的検査判断料144点 ★
- 「抗ARS抗体」と「抗Jo-1抗体定性」、「抗Jo-1抗体半定量」又は「抗Jo-1抗体定量」を併せて実施した場合は主たるもののみ算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
抗Jo-1抗体は,多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)に特異的な自己抗体として見いだされ,しかも陽性例はPM/DMに限られることから,PM/DMの重要な疾患標識抗体(マーカー抗体)とされている。PM/DMの診断は一般的には,筋力低下,筋痛などの臨床症状,筋原性酵素の上昇,筋電図所見,筋生検,皮膚所見などの総合判断によるが,疾患特異抗体と考えられている抗Jo-1抗体は診断の補助となる。筋生検を行っても特異的な所見が得られない場合もあり,特に成人型の筋ジストロフィーとの鑑別に有用である。また抗Jo-1抗体陽性例では間質性肺炎を高率に合併する報告もみられる。その他,抗Jo-1抗体陽性例で出現頻度が高い臨床症状には,多発関節炎やレイノー現象などがある。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)
参考文献
測定法文献
松下 雅和,他:医学と薬学 70(1):109~117,2013.
臨床意義文献
秋月 正史:日本臨床 46(4):829~836,1988.