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レニン濃度 (ARC)〔CLEIA〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • レニン濃度 (ARC)〔CLEIA〕
    4Z020-0000-022-052
    血漿
    0.5
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    (21日)
    2~5

    102
    ※5
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    2.21~39.5 (pg/mL)

備考

&1
「243503:レニン濃度(ARC)〔CLEIA〕」、「792803:アルドステロン〔CLEIA〕/レニン濃度比」は同時依頼はできません。
●レニン濃度 (ARC)〔CLEIA〕の留意事項
・採血時間は午前が推奨されています。
・採血は座位で15分間安静後をお勧めいたします。
・冷蔵保存した場合、レニン濃度の上昇が認められます。
下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(10)
レニン定量
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

  • 「レニン活性」と「レニン定量」を併せて行った場合は、一方の所定点数のみ算定する。

容器

臨床意義

レニンは腎臓の傍糸球体細胞で産生されるプロテアーゼであり、血中では活性型または不活性型(プロレニン)として存在します。活性型レニンはアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換し、レニン‐アンジオテンシン‐アルドステロン系を介して電解質の恒常性、循環血液量、血圧の維持に重要な役割を果たしています。
活性型レニン濃度の測定は、原発性アルドステロン症や腎血管性高血圧症などの二次性高血圧の診断と鑑別に有用です。

参考文献

測定法文献
佐藤 文俊, 他:医学と薬学 76(12):1827~1832, 2019.
臨床意義文献
沖 隆, 他:ホルモンと臨床 42:1091~1094, 1994.

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