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トリヨードサイロニン (T3)(2021年9月30日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    トリヨードサイロニン (T3)(2021年9月30日ご依頼分をもって受託中止)
    4B010-0000-023-053
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    102
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    0.80~1.60(ng/mL)

備考

&エ

診療報酬

D008(08)
トリヨードサイロニン(T3)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

トリヨードサイロニン(T3 )はサイロキシン(T4 )に比べて,速効性で作用効果も大きく,生理的に重要である.特にT3 thyrotoxicosisとよばれる甲状腺機能亢進状態ではT4 濃度( Total T4 ,FreeT4),TBGは正常を示し,T3 濃度は高値を示す.これはT3 を測定して,初めて知られたものである.また甲状腺機能亢進症およびその再発の早期発見,甲状腺機能亢進症の治療経過観察の指標としても役立つ.このように血中T3 濃度の測定は甲状腺機能の診断に有用である.

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Low T3症候群, TBG減少症, クレチン症, シーハン症候群, 下垂体腫瘍, 甲状腺機能低下症, 重症消耗性疾患, 慢性甲状腺炎

上昇する疾患

Hashitoxicosis, T3-Toxicosis, TBG増加症, バセドウ病, プランマー病, ホルモン不応症, 亜急性甲状腺炎(初期), 甲状腺機能亢進症

参考文献

測定法文献
古屋 実,他:医学と薬学 74(3):317~326,2017.
臨床意義文献
越智 幸男 他:日本臨床 53-増-356~359 1995

関連項目

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