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グリココール酸(CG)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    グリココール酸(CG)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    3F115-0000-023-002
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    2~8
    80
    ※4
    RIA PEG法

    RIA(Radio immunoassay)
    放射性免疫測定法
    抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
    結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。

    50以下(μg/dL)

備考

&エ

診療報酬

D007(21)
グリココール酸
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

胆汁酸はコレステロールの代謝産物であり,ステロイド系カルボキシル酸の総称である。胆汁酸は胆汁の主成分のひとつで,肝臓で生成されそのほとんどがグリシン,タウリンの抱合を受けて胆汁中に排泄され胆のうに貯蔵される。
グリココール酸は胆汁酸の中で最も多いコール酸のグリシン抱合体であり,肝疾患を鋭敏に反映する。意義としては,肝臓で特異的に行われる胆汁酸の合成・抱合・分泌・吸収などの障害を反映することから従来の肝機能検査との併用測定により,肝胆道疾患の診断,病状の把握,経過観察に有用である。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

肝硬変, 急性肝炎, 閉塞性黄疸, 慢性肝炎

参考文献

測定法文献
金森 勇雄 他:日本放射線技師会雑誌 26-4-17~22 1978
臨床意義文献
米田 政志 他:日本臨床 53-S下-969~971 1995

関連項目

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