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ヒト脳性ナトリウム 利尿ペプチド(BNP)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ヒト脳性ナトリウム 利尿ペプチド(BNP)
    4Z271-0000-022-052
    速やかに遠心
    血漿
    0.6
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    1~2

    133130
    ※5
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    18.4以下(pg/mL)

備考

*
(R06診療報酬改定情報掲載) ※→以降は改定により変更となるもの
採血後,冷蔵保存にて6時間以内に血漿分離し,速やかに凍結保存してください。
安静時に下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存にて6時間以内に血漿分離してください。 血漿は速やかに凍結保存してください。

診療報酬

D008(20)D008(18)
脳性Na利尿ペプチド(BNP)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

  • 「脳性Na利尿ペプチド(BNP)」、「脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)」及び「心房性Na利尿ペプチド(ANP)」のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。
  • 「脳性Na利尿ペプチド(BNP)」、「脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)」及び「心房性Na利尿ペプチド(ANP)」のうち2項目以上を実施した場合は、各々の検査の実施日を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。
  • 「脳性Na利尿ペプチド(BNP)」は、心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。

容器

臨床意義

脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)は環状構造を有する32個のアミノ酸残基から構成され,心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)に引き続き,第二の利尿ペプチドとして豚の脳から単離同定された。主として心室から分泌され,血管拡張作用,利尿作用をもち,体液量や血圧の調整に重要な役割を果たしている。
健常人における血漿中BNP濃度は,極めて低いが,心不全患者では重症度に応じて増加する。無症候性心不全において上昇を始め重症度に応じて著明に増加するため心不全機能評価法として重要である。BNPの測定は心不全の病態の把握に重要な意義を持っている。(又,アンギオテンシン阻害剤投与時の心負担の軽減の確認に有用である)

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

急性心筋梗塞, 急性心不全, 狭心症, 高血圧症, 腎不全, 弁膜症, 慢性心不全

参考文献

測定法文献
伊藤 洋子,他:医学と薬学64(6)931~939,2010.
臨床意義文献
辻野 元祥,他:日本臨牀 68巻 増刊号7:619~621(2010)

関連項目

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