SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:中央ラボ

プロトロンビン時間(PT)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 緊急
    プロトロンビン時間(PT)
    2B030-0000-022-311
    速やかに遠心
    血漿
    0.5
    PC2

    A00
    凍結
    1~2
    18
    ※3
    凝固時間測定法

    凝固時間法
    測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。

    秒 10.5~13.5(秒) % 70~130(%) 比 0.85~1.15

備考

*
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。抗凝固療法の治療管理指標である国際標準化比(INR)もご報告いたします。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)

診療報酬

D006(02)
プロトロンビン時間(PT)
血液学的検査判断料125点

容器

補足情報



臨床意義

プロトロンビン時間(PT)とは、組織トロンボプラスチンによる第VII因子の活性化に始まる外因系の凝固能をみる検査である。PTとAPTTの組み合わせは、凝固カスケードをほぼ全体のプロフィールとして捉えており、両検査の異常の組み合わせから欠乏あるいは異常因子を推定し、凝固機能全般を反映する検査とされている。
PTに異常が生じる場合、正常血漿の凝固時間が短いため凝固因子の欠乏による異常は延長としてとらえやすいが、短縮はとらえにくい。
PTの短縮はDICなどにおいて組織因子の血中流入により理論的には起こり得るが現実には採血手技上の問題であることが多い。特に重症疾患では採血困難な場合も多いので結果解釈には注意を要する。

参考文献

測定法文献
高宮 脩:臨床検査機器・試薬 17(6):1079~1085,1994.
臨床意義文献
金井 泉 他:臨床検査法提要 32:413~416、2005.

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床