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○IL-6(インターロイキン-6)
項目コード:3162 8
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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IL-6(インターロイキン-6)
5J130-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 2~5
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CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 4.0以下(pg/mL)
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IL-6(インターロイキン-6)
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
IL-6は分子量21~28KDa, 等電点 5.0の 184個のアミノ酸(human IL-6) からなる分泌型の糖蛋白で, 4つのシステイン・2ヶ所のN型糖鎖結合部位を有するものである. また,IL-6遺伝子は第7染色体に位置し,5Kbの長さを持ち,5つのエクソンと4つのイントロンから構成され,G-CSFと有意なホモロジーを有している.
①B細胞に対して抗体産生細胞への分化を誘導し,免疫グロブリン産生の促進,T細胞に対してIL-2レセプター発現,キラーT細胞への分化誘導.②造血幹細胞のGo期短縮③血小板産生増加④腎メサンギウム細胞・ミエローマ細胞の増殖⑤肝細胞に作用し,急性期蛋白の誘導などの機能を持つ物質である.
IL-6 transgenic miceによる実験より,ポリクローナル高γグロブリン血症, 形質細胞浸潤を伴う脾腫, リンパ節腫大, メサンギウム増殖性腎炎, 血小板増多症, 血沈亢進CRPの上昇,低アルブミン血症等などの所見でIL-6産生増加が認められている.
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
炎症性疾患
参考文献
測定法文献
竹村 正男 他:医学と薬学 36-5-1071~1076 1996
臨床意義文献
松田 正:臨床科学 26-9-1115~1122 1990