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レジオネラDNA 定性

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • レジオネラDNA 定性
    6B611-0000-061-883
    喀痰
    1.0
    X00
    凍結
    (28日)
    3~9
    292
    ※7
    LAMP

    LAMP(Loop-Mediated Isothermal Amplification)
    標的遺伝子の配列から6つの領域に対して4種類のプライマーを設定し,鎖置換反応を利用して一定温度で反応させる方法。

    陰性

備考

&1
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

診療報酬

D023(07)
レジオネラ核酸検出
微生物学的検査判断料150点

容器

臨床意義

レジオネラ・ニューモフィラ(L. pneumophila)は、自然界の淡水や土壌中に存在する細菌で、レジオネラ症における代表的な起炎菌の一つです。
レジオネラ症は、感染症法において4類感染症(全数報告対象)に分類されており、ヒトからヒトへの感染はなく、レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)を吸引したことにより感染し発症します。主な病型としては、重症型といわれる「レジオネラ肺炎」と一過性で自然に改善する「ポンティアック熱」に大別されます。
特に、レジオネラ肺炎は急激に進行し、重篤となることから死亡率が高いといわれており、その起炎菌の多くはL. pneumophila serogroup(SG)1ですが、SG1以外の血清型や、その他のレジオネラ属菌による症例も少なくありません。
LAMP法を用いた本項目は、L. pneumophila SG1を含むレジオネラ属菌11種の検出が可能な検査です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

レジオネラ症、レジオネラ肺炎

参考文献

測定法文献
山口 恵三,他:医学と薬学 58(4):565~571,2007.
臨床意義文献
白坂 渉,他:医学と薬学 74(6):705~709,2017.

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