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ジソピラミド

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • ジソピラミド
    3L865-0000-023-024
    血清
    0.3
    S7P

    A00
    冷蔵
    2~4

    特
    EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    2.0~5.0(μg/mL)
    次回投与直前 (Trough濃度)
その他の受託可能材料

備考

&1
ノルペース、リスモダン、カフィール、リスラミドR


採血容器についての注意事項  
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項  
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

診療報酬

B001(02),B001(02ホ)
特定薬剤治療管理料,不整脈用剤(不整脈の患者)

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ジソピラミドは抗不整脈薬であり心房と心室の不応期とヒス束伝導時間を延長し,心収縮性を低下させる。抗コリン作用もあり,期外収縮,心房細・粗動などに有効である。とくにジソピラミドは,上室性不整脈や心房細動に対しての有効性が高い。急性期の不整脈に対して静脈投与も可能である。また,催不整脈作用もある。

参考文献

測定法文献
扇谷 茂樹 他:臨床検査機器・試薬 6-2-520~523 1983
臨床意義文献
首藤 勇 他:月刊薬事 29-5-975~980 1987

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