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項目コード:L116 1 / 000190123
検査項目
JLAC10
酵素法
測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。
蓄尿:凍結保存は避けてください。
高尿酸血症:7.0 mg/dL超〔高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(日本痛風・核酸代謝学会)2002年〕蓄尿は依頼項目ごとに単独の検体をご提出ください。
D007(01)
尿酸
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
尿用容器
貯蔵方法:室温
尿酸(UA)は,プリン体の最終代謝産物で,腎糸球体から濾過され,ほとんどが尿細管で再吸収されるが,一部は再び尿細管中に分泌されて尿中に排泄される。体内尿酸が過剰な状態では,関節滑膜や腎尿細管に尿酸ナトリウム結晶が形成され沈着するため,痛風,関節炎,痛風腎を発症する。尿酸値の測定はプリン体代謝異常や腎機能障害の診断に有用な検査である。
測定法文献
金井 泉,他:臨床検査法提要 第32版(金原出版):503~507,2005
臨床意義文献
西岡 久寿樹:日本臨床 53-増-469~472 1995