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項目コード:4112 2 / 013681703
検査項目
JLAC10
凝固時間法
測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。
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凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
D006(29)
凝固因子(第Ⅱ因子、第Ⅴ因子、第Ⅶ因子、第Ⅷ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子、第ⅩⅠ因子、第ⅩⅡ因子、第ⅩⅢ因子)
血液学的検査判断料125点 □
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
第ⅩⅡ因子は第ⅩⅠ因子,フレッチャー因子(プレカリクレイン),フィッツジェラルド因子(高分子キニノゲン)とともに接触因子に属する。先天性欠乏症でも全く出血傾向がなく外傷後や外科手術後の止血も正常である。in vitroにおける検査異常(APTTの著明延長)と臨床症状との解離については一定の見解に達していない。逆に先天性第ⅩⅡ因子欠乏患者は血栓症になりやすいという報告もある。
SLE, 抗凝固物質の出現:膠原病, 重症肝障害, 新生児, 播種性血管内血液凝固症(DIC), 分娩後など
先天性第ⅩⅡ因子欠乏症
DDAVP投与, 経口避妊薬内服時, 血液凝固亢進状態, 妊娠
測定法文献
安達 眞二:Medical Technology 24-6-629~633 1996
臨床意義文献
斎藤 英彦:日本臨床 53-増-87~89 1995