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○プロプラノロール
項目コード:
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位) - 採血時刻
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プロプラノロール
3L895-0000-022-204 -
血漿
0.3 -
PH5
↓
A00 -
- 事前にご確認ください
-
HPLC
HPLC(High performance liquid chromatography)
高速液体クロマトグラフィー
移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。 - 50~100(ng/mL)
- 次回投与直前 (Trough濃度)
-
プロプラノロール
その他の受託可能材料
備考
&1
インデラル
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。
容器
PH5 旧容器記号 G 12
ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
プロプラノロールは,1966年イギリスにおいてβ-遮断薬プロテレノールの研究により不整脈剤として合成開発された。β-アドレナリン受容体遮断作用による抗不整脈剤で,狭心症,期外収縮,洞性頻脈,本態性高血圧と治療応用範囲の広い薬剤である。肝臓における初回通過効果の個人差が非常に大きく,同じ投与量でも患者によって血中濃度の大きな開きが生ずる。そのため,個々の血中濃度をモニタリングし,治療濃度範囲を維持することが必要である。
参考文献
測定法文献
Ahnoff M et al:Journal of Chromatography 340-73~138 1985