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○抗ミュラー管ホルモン(AMH)
項目コード:A226 0 / 020570602
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗ミュラー管ホルモン(AMH)
4F100-0000-023-053 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 1~2
-
597
※5
-
ECLIA
ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
電気化学発光免疫測定法
抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。 - 下記参照
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抗ミュラー管ホルモン(AMH)
備考
研究検査 当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため,基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので,内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。
診療報酬
D008(52)
抗ミュラー管ホルモン(AMH)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
- 「抗ミュラー管ホルモン(AMH)」は、不妊症の患者に対して、卵巣の機能の評価及び治療方針の決定を目的として、血清又は血漿を検体としてEIA法、CLEIA法、ECLIA又はCLIA法により測定した場合に、6月に1回に限り算定できる。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
抗ミュラー管ホルモン (AMH) 基準値
女性 | 20~24歳 | 2.00~12.5 |
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25~29歳 | 1.95~10.7 | |
30~32歳 | 0.64~14.2 | |
33~35歳 | 0.89~8.31 | |
36~38歳 | 0.40~6.92 | |
39~41歳 | 0.11~7.26 | |
42~44歳 | 0.07~4.13 | |
45~49歳 | 1.52以下 | |
男性 | 0.77~14.5 |
臨床意義
AMH は卵胞の状態を示すマーカーとして臨床的に注目されており、濃度が年齢と共に減少してゆくことから AMH が卵巣の老化の評価に役立つことが示唆されている。また、近年卵巣保存及び応答性評価にて ART(生殖補助医療 技術)でとりわけ有用になってきているとの報告もある。 その他諸外国においては卵巣の顆粒膜細胞腫瘍の診断とフォローアップ、早熟もしくは遅延思春期の評価、潜伏 睾丸精巣(症)、無睾丸症の診断、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)診断などの目的で測定されている。
参考文献
測定法文献
浅田 義正,他: 医学と薬学 72(1):109~118,2015.
臨床意義文献
岩瀬 明,他: 日本産科婦人科学会雑誌 61(9):330~334,2009.