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項目コード:K293 6 / 5014924
検査項目
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
検査項目 | 検査材料 | 容器 |
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喀痰,気管支洗浄液,胃液,中間尿,胸水などの検体(上記以外はお問い合わせください。)
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キャップ | 保存 | 検査方法 |
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| リアルタイムPCR リアルタイムPCR |
実施料 | 所要 |
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| 2~4 |
&ヤ
検体は充分量をご提出願います(検体量が少ない場合は検出感度が低下します)。スワブで提出された場合,きわめて検体量が少ないために偽陰性となることがありますので,ご提出はお避けください。
D023(12)
マイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出
微生物学的検査判断料150点
検査材料 | 検体量 | 容器 | 保存 | 採取方法 | |
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抗酸菌 | 喀痰 | 2~3mL | X00 滅菌喀痰採取容器 | ![]() |
上気道・口腔内常在菌により、できるかぎり汚染されないように滅菌喀痰採取容器に採取し、直ちに冷蔵保存してください。 (患者に充分説明し、うがいにより清潔にした後に、咳によって深部から喀出された、しかも唾液混入の少ない喀痰を採取してください。) |
便 | 小指頭大 | ARR 滅菌ポリスピッツ | ![]() |
適量を無菌的に採取し、滅菌ポリスピッツに入れ冷蔵保存してください。 ・便の塗抹鏡検は実施しておりません。 |
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胸水 腹水 胃液 |
各5~10mL | ARR 滅菌ポリスピッツ | ![]() |
各サンプルを無菌的に採取し、滅菌ポリスピッツに入れ、直ちに冷蔵保存してください。 ・一般細菌を同時に依頼される場合は嫌気ポーターをご使用ください。 |
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部分尿 | 5~10mL | ARR 滅菌ポリスピッツ | ![]() |
無菌的に採取し、滅菌ポリスピッツに入れ、直ちに冷蔵保存してください。 | |
抗酸菌核酸同定 | 喀痰 | 2.0mL | X00 滅菌喀痰採取容器 | ![]() |
核酸同定検査ではコンタミネーションの影響が大きくなりますので検体採取にあたっては、取扱いに充分ご注意ください。 上気道・口腔内常在菌により、できるかぎり汚染されないように採取し、冷蔵で提出してください。 |
ご依頼の際は、必ず材料・由来を明記してください。
分類 (由来) |
材料 | 検体量 | 容 器 | 保存 | ||
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一般細菌 | 口腔 ・ 気道 ・ 呼吸器 |
喀痰 | 2~3mL | X00 滅菌喀痰採取容器 | ![]() |
上気道・口腔内常在菌により、できるかぎり汚染されないように滅菌喀痰採取容器に採取し、直ちに冷蔵保存してください。 (患者に充分説明し、うがいにより清潔にした後に、咳によって深部から喀出された、しかも唾液混入の少ない喀痰を採取してください。) |
咽頭粘液 | 適量 | VS1 eSwab105 レギュラーFLOQスワブ | ![]() |
eSwab105 レギュラーFLOQスワブの綿棒で咽頭をこすって、粘液を採取し、直ちに付属のアミーズ培地に無菌的に入れ、速やかに冷蔵保存してください。 | ||
消化管 | 便 | 適量 | VS1 eSwab105 レギュラーFLOQスワブ | ![]() |
eSwab105 レギュラーFLOQスワブを用い適量の便を採取し付属のアミーズ培地に無菌的に入れてください。 ・クロストリジウムデフィシルの検査には嫌気ポーターを使用してください。 ・便の塗抹鏡検は実施しておりません。 |
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胆汁 (A・B・C) 胃液 十二指腸液 |
各5~10mL | C10 嫌気ポーター | ![]() |
無菌的に採取し、嫌気ポーターに速やかに注入し、直ちに冷蔵保存してください。 | ||
泌尿器 ・ 生殖器 |
部分尿 尿管カテーテル 膀胱カテーテル |
各5~10mL | ARR 滅菌ポリスピッツ | ![]() |
・無菌的に採取し、滅菌ポリスピッツに入れ、直ちに冷蔵保存してください。 ・淋菌の検索を目的とする場合は室温保存してください。 ・トリコモナスの検索を目的とする場合は室温保存してください。 |
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前立腺液 腟分泌物 膿 |
各適量 | VS1 eSwab105 レギュラーFLOQスワブ | ![]() |
eSwab105 レギュラーFLOQスワブの綿棒で適量を採取し、付属のアミーズ培地に入れ、直ちに冷蔵保存してください。 ・淋菌の検索を目的とする場合は室温保存してください。 ・トリコモナスの検索を目的とする場合は室温保存してください。 |
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血液 ・ 穿刺液 |
動脈血 静脈血 |
各3~10mL (最適量8~10mL) |
CBG、CBS カルチャーボトル |
![]() |
カルチャーボトル好気性菌用CBS、嫌気性菌用CBGの2本にそれぞれ3~10mLの血液を無菌的に注入し、緩やかに転倒混和し、室温保存してください。 フラン器での保存は検査結果に影響を与えます。 | |
髄液 腰椎穿刺液 |
各3~5mL | C10 嫌気ポーター | ![]() |
3~5mLのサンプルを無菌的に採取し、嫌気ポーターに速やかに注入し、室温保存してください。 | ||
胸水 腹水 関節液 |
各5~10mL | C10 嫌気ポーター | ![]() |
5~10mLの各サンプルを無菌的に採取し、嫌気ポーターに速やかに注入し、直ちに冷蔵保存してください。 | ||
その他 | 耳漏 | 適量 | VS1 eSwab105 レギュラーFLOQスワブ | ![]() |
eSwab105 レギュラーFLOQスワブの綿棒で適量を無菌的に採取し、付属のアミーズ培地に入れ、直ちに冷蔵保存してください。 | |
皮膚 爪 毛髪 |
各適量 | ARR 滅菌ポリスピッツ | ![]() |
各適量を無菌的に採取し、滅菌ポリスピッツに入れ、直ちに冷蔵保存してください。 ・真菌検査のみ実施いたします。 |
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組織 膿 |
各適量 | C10 嫌気ポーター | ![]() |
各サンプルを綿棒で無菌的に採取し、嫌気ポーターに速やかに入れ、直ちに冷蔵保存してください。 | ||
他 | 便 (CDトキシン(GDH)) | 1.0g | F00 糞便容器 | ![]() |
単独の検体にてご依頼ください。 |
被検体の一定面積 (10cm×10cm通例) を eSwab105 レギュラーFLOQスワブに添付されている綿棒 (あらかじめ培地に刺して湿らせておく) にてよくふきとり 再度培地に刺しご提出ください。
スタンプ培地 (C30) のキャップをとりはずし、 培地面に手指など触れないよう注意し 被検体の表面に培地面をかるく押しつけます。 約5秒後再びキャップをしてご提出ください。
測定法文献
米丸 亮,他:日本呼吸器学会雑誌 47(12):1070 ~ 1076, 2009.