SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:静岡ラボ

エコーウイルス 7型(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    エコーウイルス 7型(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)
    5F317-1430-023-111
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    3~5

    79
    ※6
    HI(赤血球凝集抑制反応)

    HI(Hemagglutination inhibition)
    赤血球凝集抑制反応
    ウイルスのもつ赤血球凝集能が,ウイルスに対する抗体により抑制されることを利用した方法。抗原抗体複合体と赤血球を反応させ,凝集抑制の有無によりウイルスに対する抗体の存在を判定する。

    8未満(倍)

備考


下記参照(*HI)
*HI(赤血球凝集抑制反応):出発希釈 8倍( 髄液の測定も可能です 検体量 0.4mL(冷蔵) 基準値 8倍未満 出発希釈 8倍)

診療報酬

D012(11ホ)
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(エコーウイルス)
免疫学的検査判断料144点

  • ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)下記を参照ください。

容器

補足情報

臨床意義

エンテロウイルスは主として腸管で増殖することからその名がつけられウイルス分離に用いられる宿主細胞,実験動物での増殖性の違いなどからポリオウイルス(poliovirus血清型では1-3に分類),コクサッキーウイルスA群・B群(Coxsackievirus:CA,CB)があり,A群は1~22,24型(23型とエコー9と同一ウイルス),B群は1-6型に分類されている。
エコーウイルス(echovirus)はenteric cytopathogenic human orphan virusの頭文字をとって名づけられた。1-34型に分類されecho 10はレオウイルス,echo 28はライノウイルス,echo 34はCA24のプライム株と再分類された。その後このように分類できないウイルスが検出されたため,通し番号で呼ぶことになり,エンテロウイルス68から72までが報告されている。
主な疾患とウイルス型の関係は(Polioは別記参照)無菌性髄膜炎はCA9,CB1-5型,エコー1,4,6,7,9,11,30型,発疹性疾患はCA4,9,16型,エコー2,4,6,9,11,16型で多く見られ,特にCA16型およびエンテロ71型は手足口病で多く見られ,ヘルパンギーナはCA2,4,6,8,10型,心のう炎,心筋炎はCA4,CB1-5型との関連が注目されている。エンテロウイルス70による急性出血性結膜炎(AHC)は,世界中に見られ,その後CA24型も同様疾患から分離された。意義として特定の型と臨床像が明らかな関係がある場合,患者よりエンテロウイルスが分離され血清型を確認したい場合および,同一血清型による流行が見られる場合などに有用である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

ポリオ様麻痺, 上気道炎, 発疹, 無菌性髄膜炎

参考文献

測定法文献
国立予防衛生研究所学友会:ウイルス実験学 総論 2版 (丸善) 214~225 1973
臨床意義文献
長谷川 斐子:日本臨床 53-増-269~273 1995

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床