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血中総ホモシステイン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 血中総ホモシステイン
    3C070-0000-022-205
    速やかに遠心
    血漿
    0.3
    PN2,PN5

    A00
    冷蔵
    (21日)
    4~6
    279
    ※5
    LC/MS/MS

    LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
    液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
    液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。

    M 7.0~17.8(nmol/mL)
    F 5.3~15.2(nmol/mL)

備考

1
採血後、速やかに血漿分離してください。
下図の容器に採血し,よく混和させ,速やかに血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。

診療報酬

D010(04イ)
アミノ酸 1種類につき
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

ホモシステインは、メチオニン代謝の中間代謝物として生成されるアミノ酸であり、総ホモシステインとは、タンパク質と結合している結合型ホモシステインとホモシステイン及び他の低分子チオール化合物と結合しているタンパク非結合型ホモシステインの合計をいいます。
先天性アミノ酸代謝異常症の一種であるホモシスチン尿症の診断には、血中メチオニン値や血中総ホモシステイン値などの特殊検査があります。また、血漿中ホモシステイン濃度が著しく高値のホモシスチン尿症患者において動脈硬化、血栓症病変を発症することが報告されて以降に冠動脈疾患、脳血管疾患患者においても健常者と比較し軽度ホモシステイン血症の頻度が高くなることが言われています。
血中総ホモシステイン濃度を測定することは、ホモシスチン尿症の診断補助や動脈硬化性疾患に対するリスク予測マーカーとして有用です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

ホモシスチン尿症、動脈硬化性疾患

参考文献

測定法文献
Christian Hellmuth,et al:Journal of Chromatography B,879:83~89,2011.
臨床意義文献
橋本 隆男,他:YAKUGAKU ZASSHI 127(10):1579~1592,2007.

関連項目

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