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IGF-1(ソマトメジンC)SDスコア

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • IGF-1(ソマトメジンC)SDスコア
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (7日)
    2~4

    212
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後、ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ、電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    下記参照(ng/mL)
    -2SD〜+2SD(SD)

備考

1
年齢および性別を明記してください。

●報告内容について
SDスコアはSDスコア(+)もしくは(-)のいずれかにご報告いたします。報告に該当しない場合、「******」となります。

診療報酬

D008(42)
ソマトメジンC
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

  • 「インスリン様成長因子結合蛋白3型(IGFBP-3)」を「ソマトメジンC」と併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

IGF-1(Insulin-like Growth Factor Ⅰ)はソマトメジンCとも呼ばれ、GH(Growth factor Hormone;成長ホルモン)の作用により主に肝臓で産生されるホルモンです。GHの分泌異常を反映するため、GH分泌不全・分泌過剰疾患の診断やモニタリングに有用であり、「間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン」には診断基準のひとつとして記載されています。
IGF-1はGHに比べ、運動やストレス、睡眠、食事の影響をほとんど受けず、結合タンパクと結びついていることから血中半減期が長く、日内変動が少ないとされています。一方で、年齢や性別によって変動がみられるため、IGF-1値に加え年齢および性別による基準値をもとに算出したIGF-1のSDスコアによる評価が行われています。
SDスコアによる評価では加齢に伴う継時的変化を捉え、病態の把握および診断・治療時において、IGF-1値のより正確な評価が可能となります。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

先端巨大症、下垂体性巨人症、下垂体機能低下症、成長ホルモン分泌不全性低身長症、成長ホルモン不応性症候群

参考文献

測定法文献
Isojima T, et al:Endocr J 70(10):1023~1027, 2023.
臨床意義文献
Isojima T, et al:Endocr J 70(10):1023~1027, 2023.
Isojima T, et al:Endocr J 59(9):771~780, 2012.

関連項目

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