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Ri自己抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 海外委託
    Ri自己抗体
    5G810-0000-041-162
    髄液
    2.0
    A00
    凍結
    11~18
    IFA

    IFA(Indirect Fluorescent antibody method)
    間接蛍光抗体法
    目的とする抗原に対して,蛍光色素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光顕微鏡下で蛍光強度を測定する方法。
    蛍光色素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して抗体を反応させた後,蛍光色素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。

    1未満(TITER)
その他の受託可能材料

備考

Q
指定材料以外は受託不可です。
海外委託検査依頼上の注意事項
1.検体保存は厳守してください。(特に-70℃保存検体は充分注意してください)
2.検体返却はできませんので、あらかじめご了承ください。
3.国内検査との依頼書および検体の重複は避けてください。
4.ご依頼は当社依頼書「欄外項目記入欄」に依頼項目コード、依頼項目名をご記入ください。

容器

臨床意義

悪性腫瘍に随伴するニューロパシーの原因として腫瘍と正常神経組織の共通抗原による自己免疫機序が重要視されており,幾つかの抗神経自己抗体の存在が明らかにされている。Ri,Hu,Yo抗体は神経細胞抗原を認識する特異的な自己抗体であり,本検査は血清中,及び脳脊髄液中の特異抗体検出を目的とする。
Ri自己抗体は,オプソクロース症/ミオクローヌス症成人血中に認められ,その背景には乳癌,肺小細胞癌の存在が示唆され,しばしば初期癌の血中に出現することから,癌の早期診断上重要な所見と考えられている。原因不明の神経症候が患者に現れた場合には,その背景に悪性腫瘍を疑い,早期検出,早期治療のため,これら,Ri,Hu,Yo自己抗体検査も含めた積極的な検査が求められている。

参考文献

測定法文献
Andersson, P, et al:Anal. Chem. 79(11): 4022~4030,2007.

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