現在のラボ:静岡ラボ

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項目コード:/ 179704
検査項目
JLAC10
IFA(Indirect Fluorescent antibody method)
間接蛍光抗体法
目的とする抗原に対して,蛍光色素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光顕微鏡下で蛍光強度を測定する方法。
蛍光色素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して抗体を反応させた後,蛍光色素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。
Q
指定材料以外は受託不可です。
海外委託検査依頼上の注意事項
1.検体保存は厳守してください。(特に-70℃保存検体は充分注意してください)
2.検体返却はできませんので、あらかじめご了承ください。
3.国内検査との依頼書および検体の重複は避けてください。
4.ご依頼は当社依頼書「欄外項目記入欄」に依頼項目コード、依頼項目名をご記入ください。
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
悪性腫瘍に随伴するニューロパシーの原因として腫瘍と正常神経組織の共通抗原による自己免疫機序が重要視されており,幾つかの抗神経自己抗体の存在が明らかにされている。Ri,Hu,Yo抗体は神経細胞抗原を認識する特異的な自己抗体であり,本検査は血清中,及び脳脊髄液中の特異抗体検出を目的とする。
Yo自己抗体は,腫瘍随伴性小脳変性症に見いだされる。その背景には婦人科系の癌,乳癌,卵巣癌などの存在が疑われ,しばしば初期癌の血中に出現することから,癌の早期診断上重要な所見と考えられている。原因不明の神経症候が患者に現れた場合には,その背景に悪性腫瘍を疑い,早期検出,早期治療のため,これら,Ri,Hu,Yo自己抗体の検査も含めた積極的な検査が求められている。
測定法文献
Andersson, P, et al:Anal. Chem. 79(11): 4022~4030,2007.