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レプチン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • レプチン
    4Z400-0000-023-001
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    3~16
    RIA2抗体法

    RIA(Radio immunoassay)
    放射性免疫測定法
    抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
    結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。

    (ng/mL)

備考

1
研究検査  当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため,基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので,内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。

容器

臨床意義

レプチンは脂肪細胞や胎盤絨毛細胞などに由来する抗肥満因子として発見され,強力な摂食抑制作用およびエネルギー消費促進作用を有するペプチドホルモンである。レプチンレセプターは広く種々の臓器で発現しており,生理作用が多岐にわたっていることが予想され,その血中レベルの動態を知る必要性が増してきた。

異常値を示す病態・疾患

高値を示す場合

妊娠, 肥満, 絨毛癌や胞状奇胎などの絨毛性疾患(レプチン産生腫瘍)

低値を示す場合

神経性食思不振症

参考文献

測定法文献
鈴木 茂夫 他:Bio Clinica 13-12-1049~1052 1998
臨床意義文献
田島 佐栄子 他:医学と薬学 40-4-775~782 1998

関連項目

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