現在のラボ:静岡ラボ
○GLP-1(活性型)(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:00459A108 / 178203
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
GLP-1(活性型)(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)
4G037-0000-022-023 -
血漿(採血時 DPP-Ⅳ inhibitor加)
0.5 -
PAP
↓
A00 -
(28日)
- 事前にご確認ください
-
ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - (pmol/L)
-
備考
エ
指定の容器(PAP)に採血し,DPP-Ⅳinhibitor(血液1.0mLに対し10μL)を加え,混和後冷却遠心し,血漿分離して直ちに凍結保存してください。
研究検査 当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため,基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので,内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。
下図の容器に採血し,DPP-Ⅳinhibitor(血液1.0mLに対し10μL)を加え,混和後冷却遠心し,血漿分離して直ちに凍結保存してください。
容器
PAP 旧容器記号 D 6
EDTA-2Na+アプロチニン入り (真空採血量3mL)
内容:EDTA-2Na 3.75mg アプロチニン (1500単位)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
GLP-1は小腸下部のL細胞から分泌され、膵β細胞からのインスリン分泌促進と膵α細胞からのグルカゴン分泌抑制の作用があり、さらに、中枢神経系での食欲抑制作用や胃からの消化物の排泄遅延作用、心保護作用などが報告されています。GIPは小腸上部のK細胞から食物の脂肪刺激により分泌され、GLP-1と同じように膵β細胞に作用しインスリンの分泌を促進しますが、この働きはGLP-1の方が数倍強いとされています。また、GIPには栄養素を脂肪細胞に蓄積する作用や骨芽細胞の機能を高めて骨へカルシウムを蓄積する作用なども報告されています。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
糖尿病
参考文献
臨床意義文献
松山 辰男:日本臨床68(増7):533~536,2010.