現在のラボ:静岡ラボ
○抗Mi-2抗体
項目コード:040800802 / 750402 2
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
抗Mi-2抗体
5G123-0000-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 2~4
-
270
※6
-
ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 53未満 陰性
-
抗Mi-2抗体
備考
1
不活化(非働化)検体ではデータ影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
診療報酬
D014(37)
抗Mi-2抗体〔ELISA法〕
免疫学的検査判断料144点 ★
- 「抗MDA5抗体」、「抗TIF1-γ抗体」及び「抗Mi-2抗体」は、厚生労働省難治性疾患克服研究事業自己免疫疾患に関する調査研究班による「皮膚筋炎診断基準」を満たす患者において、ELISA法により測定した場合に算定できる。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
皮膚筋炎(DM)に特異的な自己抗体であり、診断補助に有用です。筋症状と特徴的な皮疹が認められる典型的な皮膚筋炎症状を呈し、間質性肺炎や悪性腫瘍の合併が少なく、ステロイド反応性が良好という特徴があります。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
皮膚筋炎
参考文献
測定法文献
Fujimoto M, et al.:J Dermatol Sci.84(3):272~281,2016.
臨床意義文献
柳田 淳美,他:日皮会誌110(2):171~175,2000.