現在のラボ:静岡ラボ

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項目コード:/ 472501
検査項目
JLAC10
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
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凍結保存は避けてください。
受託可能日は月~金曜日です。
検体採取後、速やかにご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
造血器腫瘍遺伝子検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。
下図の容器に採血し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
検体は採取後、当日中にご提出ください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
D006-2
造血器腫瘍遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
EDTA-2Na入り (真空採血量7mL)
内容:EDTA-2Na 10.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
1番染色体短腕(1p33)に座位するTAL1遺伝子の異常は、さまざまな遺伝子と融合遺伝子を形成することが知られておりT細胞性の急性リンパ球性白血病(ALL:Acute lymphocytic leukemia)、リンパ芽球性リンパ腫(LBL:Lymphoblastic Lymphoma)に認めらます。
del(1p33)欠失は、TAL1遺伝子上流に位置するSTIL遺伝子との微細部分欠失によりSTIL-TAL1遺伝子が形成される。遺伝子レベルの異常のため染色体検査G-Band法では検出ができず検出には遺伝子検査が必要となります。
WHO分類ではT細胞性リンパ芽球性白血病/リンパ腫(T-lymphoblastic leukemia/lymphoma)は染色体・遺伝子異常でのカテゴリー分類には至っていません。
本項目はSTIL-TAL1 mRNAをリアルタイムPCR法を用いて定量的に検出する検査で、治療経過のモニタリングなどに有用と考えらます。
測定法文献
飯嶋 健太朗,他:SRL宝函 24(1・2):65~68,2000.
臨床意義文献
Arber DA,Orazi A,Hasserjian R,et al:Blood 127(20):2391~2405,2016.