現在のラボ:横浜ラボ
- TOP
- 内分泌学的検査
- 副腎皮質ホルモンおよび結合蛋白
- コルチゾール
現在のラボ:横浜ラボ
○コルチゾール
項目コード:4019 6
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
コルチゾール
4D040-0000-022-053 -
血漿
0.5 -
PN2,PN5
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
121
※5
-
ECLIA
ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
電気化学発光免疫測定法
抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。 -
午前6時~10時
7.07~19.6(μg/dL)
-
コルチゾール
その他の受託可能材料
備考
&1
早朝安静時に下図の容器に採血し,よく混和させ,血漿分離してください。 血漿は凍結保存してください。
診療報酬
D008(14)
コルチゾール
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
容器
PN2 旧容器記号 C C3 4
EDTA-2Na入り (真空採血量2mL)
内容:EDTA-2Na 3.0mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
PN5 旧容器記号 C C3 4
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
コルチゾールの分泌はACTHに支配され、下垂体・副腎系の判定指標となる。よって明け方高値となる日内変動が認められる。コルチゾールは生体における最も重要な糖質コルチコイドであり、臨床上その血中濃度、分泌リズム、代謝等を知ることは、診断、治療に極めて有用である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
アジソン病, 下垂体機能低下
上昇する疾患
ACTH産生腫瘍, Cushing 症候群, ストレス状態
参考文献
測定法文献
古屋 実,他:医学と薬学 74(7):819~830,2017.
臨床意義文献
明比 祐子,他:日本臨床 68(増7):331~334,2010.