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○EBウイルス 抗EA-DR IgA
項目コード:6145 4
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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EBウイルス 抗EA-DR IgA
5F203-1433-023-162 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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79
※6
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FA(蛍光抗体法)
FA(Fluorescent antibody method)
蛍光抗体法
目的とする抗原に対して,蛍光色素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光顕微鏡下で蛍光強度を測定する方法。
蛍光色素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して抗体を反応させた後,蛍光色素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。 - 10未満(倍)
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EBウイルス 抗EA-DR IgA
備考
&1
出発希釈 10倍
診療報酬
D012(11ニ)
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(EBウイルス)
免疫学的検査判断料144点
- ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 下記をご参照ください。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
EBウイルスは1964年,バーキットリンパ腫(BL)細胞中より見いだされたヘルペス属のDNAウイルスである。EBVは常在性ウイルスで,持続感染,再活性化が特徴である。EBVは思春期以降の初感染で伝染性単核症(IM)を発症する。
良性疾患としては,ウイルス関連赤血球貪食症候群(VAHS),慢性EBV感染症など,悪性疾患としては,従来より知られているBurkittリンパ腫や上咽頭癌などのほかに,Hodgkin病,鼻リンパ腫(T cell or NK cell),natural killer(NK)白血病,一部の胃癌などとEBVが関連のあることが次々に明らかにされつつある。
抗VCA・IgM抗体の上昇は初感染を示唆する。抗VCA・IgG抗体は急性期に次第に上昇,回復した後も終生持続する。抗VCA・IgA抗体はEBウイルス関連の上咽頭癌に特徴的であり,早期発見,治療効果,再発の指標になり得る。抗EADR抗体はウイルスの増殖の程度とよく相関する抗体である。初感染の急性期および回復期,持続感染,再活性化の時期に出現する。抗EBNA抗体は過去の感染から回復したことを示す。一方,PCRによる組織からのEBVの検出はウイルスの存在する実証となり有用である。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
Burkittリンパ腫, 上咽頭癌, 伝染性単核症, 不顕性感染健康者, 未感染者
参考文献
測定法文献
日沼 頼夫 他:臨床病理 特35-179~189 1978
臨床意義文献
水野 文雄:日本臨床 48-増-272~276 1990