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項目コード:A277 4
検査項目
JLAC10
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
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血液:凍結保存は避けてください。
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
「D023」微生物核酸同定・定量検査「7」
下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
D023(08)
EBウイルス核酸定量
微生物学的検査判断料150点
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
Epstein-Barrウイルス(EBV)は、普遍的に存在しほとんど全ての人に感染しますが、生涯にわたり潜伏感染を続けることが知られています。一方で、免疫抑制状態下で再活性化しリンパ増殖性疾患(LPD)の原因となるほか、小児・若年成人における慢性活動性EBV感染症(CAEBV)の発症や、多種多様な細胞のがん化への関与が示されています。
EBV核酸定量検査は、対象疾患の早期発見、診断補助、予後予測、モニタリング等に有用です。
本項目は、リアルタイムPCR法により、血液等の検体に存在するEBウイルスDNAを特異的に検出し、定量値をご報告いたします。
リンパ増殖性疾患(LPD)、慢性活動性EBV感染症(CAEBV)
測定法文献
Kimura H, et al:J Clin Microbiol 37(1):132~136,1999.
臨床意義文献
日本造血細胞移植学会:造血細胞移植ガイドライン EBウイルス関連リンパ増殖症 2018年2月
日本小児感染症学会:慢性活動性EBウイルス感染症とその類縁疾患の診療ガイドライン 2016.