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項目コード:0847 1
検査項目
JLAC10
凝固時間法
測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。
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採血後,速やかに血漿分離してください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ヘパプラスチンテスト(HPT)およびトロンポテスト(TT)は,プロトロンビン時間(PT)とともに外因系および共通系凝固機序の検査に用いられる。主に肝細胞における合成能,ビタミンK欠乏状態のスクリーニング検査として行う。またHPTはTTとちがい内因性凝血阻害因子(PIVKA)の影響を受けにくいため,TTと併用すると両者の測定値の解離からPIVKAの存在が推測できる。
DIC, 肝炎, 肝硬変, 劇症肝炎, 新生児出血性疾患, 先天性第Ⅱ,Ⅶ,Ⅹ因子欠乏症, 乳児ビタミンK欠乏性出血症, 閉塞性黄疸
測定法文献
金井 泉 他:臨床検査法提要 改訂第30版 (金原出版) 1406 1993
臨床意義文献
東 克己 他:衛生検査 37-6-910~914 1988