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項目コード:3648 9
検査項目
JLAC10
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。
良性の前立腺疾患と前立腺癌の判別に用いるカットオフ値は7.0 ng/mLが推奨されます。
D009(08),B001(03ロ)
前立腺特異抗原(PSA),悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
血中PSA濃度は前立腺癌(PC),前立腺肥大(BPH)などで上昇が認められ,特にPC患者で異常高値を示す.そのなかでもPC患者の血中PSAには,遊離型PSAと比べ複合型PSAが多く存在するといわれ,従来より困難とされてきたPCとBPHとの鑑別が容易に行えるようになった.また,PC診断においてはγ-セミノプロテイン(γ-Sm)や遊離型PSAとの併用によるPSA-ACT/γ-Sm比やPSA-ACT/遊離型PSA比の算出により,診断効率が上昇すると報告されている.
前立腺癌, 前立腺肥大
測定法文献
大野 明美 他:医学と薬学 49-2-325~332 2003
臨床意義文献
栗山 学 他:泌尿器外科 8-10-951~958 1995