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免疫電気泳動〔特異抗血清による同定〕(DIRA)(2024年12月6日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止予定
    免疫電気泳動〔特異抗血清による同定〕(DIRA)(2024年12月6日ご依頼分をもって受託中止)
    5A136-0000-023-086
    血清
    0.4
    S09

    A00
    冷蔵
    4~8

    218
    ※6
    免疫固定法

備考

&1
多発性骨髄腫の治療薬であるダラツムマブを投与しているIgGκ型多発性骨髄腫の治療効果判定検査としてのみご依頼ください。
ダラツムマブを投与されていない多発性骨髄腫の治療効果判定検査は、「A260 2:免疫電気泳動〔特異抗血清による同定〕」をご依頼ください。
年齢を明記してください。

診療報酬

D015(24)
免疫電気泳動法(特異抗血清)
免疫学的検査判断料144点

  • 「免疫グロブリンL鎖κ/λ比」と「免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)」又は「免疫電気泳動法(特異抗血清)」を同時に実施した場合は、主たるもののみ算定する。
  • 「免疫電気泳動法(特異抗血清)」及び「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」については、同一検体につき一回に限り算定する。
  • 同一検体について「免疫電気泳動法(特異抗血清)」又は「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」を併せて行った場合は、主たる検査の所定点数のみを算定する。
  • 「免疫電気泳動法(特異抗血清)」は、免疫固定法により実施した場合にも算定できる。
  • 「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」は、ダラツムマブ由来の IgG-κの影響を回避することができるものとして薬事承認又は認証を得ている体外診断用医薬品を用いて、免疫固定法により、ダラツムマブが投与された患者における多発性骨髄腫又は全身性ALアミロイドーシスの治療効果判定を目的として行った場合に、算定する。

容器

臨床意義

ダラツムマブは、IgGκ型多発性骨髄腫細胞を有する患者様の治療効果判定における完全奏効(CR)の評価及びCRからの再発の評価として行う血清免疫固定法に影響を及ぼす可能性があるため、その影響を受けない検査が開発されました。
本検査は、正しくダラツムマブの治療効果判定における完全奏効(CR)の評価及びCRからの再発の評価を行うことができる「ダラツマブ特異的免疫固定反射測定(DIRA)」です。
本検査の測定対象者は、ダラツムマブを投与中のIgGκ型多発性骨髄腫の患者様のみです。
※DIRA(Daratumumab-Specific Immunofixation Reflex Assay:ダラツムマブ特異的免疫固定反射測定)

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

多発性骨髄腫

参考文献

測定法文献
McCudden C,et al:Clin Chem Lab Med 54(6):1095~1104,2016.
臨床意義文献
山田 俊幸:臨床検査 58(13):1569~1578,2014.

関連項目

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