SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:横浜ラボ

del(1)短腕欠失

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    del(1)短腕欠失
    8B316-0000-070-841
    組織
    5×5×5mm
    H00
    冷蔵
    7~10

    2477
    ※2
    FISH

    FISH(Fluorescence in situ hybridization)
    蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
    蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
    蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。

備考

&1
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。対象疾患は,脳腫瘍・神経芽細胞腫です。
染色体検査のご提出について
検体は採取後,当日中にご提出ください。
組織5×5×5mmを指定の容器に浮遊させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • FISH法を用いた場合については、患者1人につき1回に限り算定できる。ただし、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫又は多発性骨髄腫の診断の目的で検査を行った場合に、患者の診断の確定までの間に3回に限り算定する。

容器

補足情報



臨床意義

1番染色体短腕欠失〔del(1)短腕欠失〕と19番染色体長腕欠失〔del(19)長腕欠失〕は、脳腫瘍の化学療法に感受性を示し予後良好との報告があります。材料が組織であるため、腫瘍細胞の培養が困難であり、分裂像が得られにくいため、通常の固形組織G-bandingでは、検出が困難となり、FISH法が有効となります。
対象疾患:1番染色体短腕欠失は、脳腫瘍・神経芽細胞腫です。19番染色体長腕欠失は、脳腫瘍です。
治療(化学療法)効果の予測、予後との関連
脳腫瘍の一つである乏突起膠(ぼうとっきこう)細胞系腫瘍(oligodendroglioma)において、1番染色体短腕欠失や19番染色体長腕欠失を伴う場合、化学療法に感受性を示し予後良好との報告がある。

異常値を示す病態・疾患

その他

脳腫瘍

参考文献

測定法文献
稲澤 譲治:臨床FISHプロトコ-ル 阿部達生監修 (秀潤社) 90~95 1997
臨床意義文献
三輪点,他:医学と薬学 63(5):713~719,2010.

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床