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レニン活性 (PRA)〔EIA〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • レニン活性 (PRA)〔EIA〕
    4Z010-0000-022-021
    冷却遠心
    血漿
    0.7
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    (14日)
    3~5

    100
    ※5
    EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    臥位 0.2~2.3
    座位 0.2~3.9
    立位 0.2~4.1
    (ng/mL/hr)

備考

&1
「A719 3:レニン活性(PRA)〔EIA〕」、「B691 3:アルドステロン〔CLEIA〕/レニン活性比」は同時依頼はできません。
下図の容器に採血し、よく混和させ、低温 (4℃) で血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(08)
レニン活性
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

  • 「レニン活性」と「レニン定量」を併せて行った場合は、一方の所定点数のみ算定する。

容器

臨床意義

レニンは腎臓の傍糸球体細胞で産生されるプロテアーゼであり、血中では活性型または不活性型(プロレニン)として存在します。活性型レニンはアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換し、レニン‐アンジオテンシン‐アルドステロン系を介して電解質の恒常性、循環血液量、血圧の維持に重要な役割を果たしています。
活性型レニン濃度の測定は、原発性アルドステロン症や腎血管性高血圧症などの二次性高血圧の診断と鑑別に有用です。

参考文献

測定法文献
宇津 貴央, 他:医学と薬学 73(3):311~321, 2016.
臨床意義文献
Kunihide Hiramatsu, et al:Arch intern Med-Vol141:1589~1593, 1981.

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