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○α2-マクログロブリン
項目コード:345102
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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α2-マクログロブリン
5C035-0000-023-063 -
血清
0.4 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
138
※3
-
ネフェロメトリー
ネフェロメトリー(Nephelometry)
抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,光の散乱強度を測定する方法。 -
M 100~200
F 130~250(mg/dL)
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α2-マクログロブリン
備考
&1
診療報酬
D006(17)
α2-マクログロブリン
血液学的検査判断料125点 □
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
α2-マクログロブリン(α2-M)の機能はトリプシン,キモトリプシン,エラスターゼ,トロンビンなどの蛋白分解酵素(プロテアーゼ)と結合して複合体を形成し,血中から短時間のうちに除去することにより酵素機能の不活性化に作用するプロテアーゼ・インヒビターの一つであり,なかでも量的に最も多いのが α2-Mである。また,ホルモン,インターロイキン-6などとも結合,その機能を調節する役割も担う。 α2-Mは間接的に血中のプロテアーゼの動態を知る指標として用いられる。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
Ehlers-Danlos症候群, RA, エストロゲンの低下, 先天性欠損症, 妊娠中毒症
上昇する疾患
Ataxia telangiectasia, ネフローゼ症候群, 慢性肝疾患, 薬剤投与:エストロゲン
参考文献
測定法文献
櫻林 郁之介 他:臨床病理 特53-71~81 1983
臨床意義文献
大谷 英樹:日本臨床 53-増-210~212 1995
関連項目
- α1アンチトリプシン
- エストラジオール(E2)[CLIA]
- エストラジオール(E2)[ECLIA]
- エストラジオール(E2)